MATSUKI CO.,LTD.

INFORMATION

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適格請求書発行事業者登録番号のお知らせ

2023年10月1日に開始するインボイス制度につきまして、

適格請求書発行事業者の登録番号をご案内します。

 

登録番号 T9180001083778

・上記の登録番号はCOMPANYのページにも表示しております。
こちらの国税庁のサイトからもご確認いただけます。

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Fratelli Tallia di Delfino120周年記念ノベルティのご案内

今年、創業120周年を迎えたFratelli Tallia di Delfinoからスーツをご注文のお客様への特別な記念品のご案内です。

Fratelli Tallia di Delfinoの素材を使用した上質なアイテムは、スーツのコーディネートを上品にアップデートしてくれます。

※一部店舗において取り扱いがない場合がございます。


 

 オリジナル タイ

下記の対象品番をお選びいただいたお客様にもれなく1本差し上げます。色はランダムですのでご了承下さい。

 

  • 対象品番  No.1 Suit Fratelli Tallia di Delfinoバンチ内 42801~42807

※2.8m以上のご注文に限ります。

 

  • 対象品番 Gentleman’s Wardrobeバンチ内 全品番

※1.8m以上のご注文に限ります。

 


 

 オリジナル チーフ

下記の対象品番をお選びいただいたお客様 先着1000名様に1枚差し上げます。

 

  • 対象品番 No.1 Suit Fratelli Tallia di Delfino内 42808~42869

※2.8m以上のご注文に限ります。

 

  • 対象品番 No.6 Jacket & Trousers内 22704~22717

※1.8m以上のご注文に限ります。

 


 

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2024AW MILANO UNICA REPORT

世界最大規模の生地展示会であるMILANO UNICA(2024秋冬シーズン向け)に行ってきました。

コロナ禍では出展を控えたりコレクションを絞っていたメーカーも多かったですが、今回はコロナが明けたこととスーツスタイルに適した秋冬シーズン向けということもあり、各メーカー非常に力の入ったコレクションを展開していました。来場者も多く賑わいを取り戻していましたが、コロナ前に非常に多かったアジアのバイヤー(中国や日本、韓国)はやや少なかった印象です。8月末に日本でもMATSUKI展示会としてインポートメーカーの展示会を開催するので、数十社にもなる各メーカーとは今回もしっかりと打ち合わせをしてきました。

 

エネルギー問題についてはある程度の見通しが立つようになり、前シーズンのような季中値上げやサーチャージ別途という前代未聞のプライス設定はほとんどのメーカーで無くなりました。ただし原料、生産、貿易どの部分を切り取ってもコストが上がってきてしまっているうえに円安も重なり、残念ながら生地値が安くなったという感覚は得られませんでした。その分は納得できる価値のあるものをいかに提案できるかが勝負になりそうです。

 

24AWの打ち出しとして各社一番目立っていたのは<ヴィンテージルック>のコレクションです。近年はヴィンテージミックスのようなコーディネートへの注目が高まっており、市場の盛り上がりともリンクするものでした。クラシカルな英国トレンドの流れから、一歩踏み込んだヴィンテージルックに進んだような印象です。太めの糸を使用したしっかりとした素材や複数のカラーをミックスした杢糸の素材がその中心になっていましたが、24AWらしいヴィンテージルックは洗練さを加えたものがポイントになりそうです。ただ生地が厚いものや杢糸使いではかなり渋く古い印象になってしまうので、色使いや柄、フィニッシングなどMATSUKIらしい工夫を加えたものを来季コレクションに組み入れていきたいと思っています。

 

カラーは深みのあるグレーが中心になりそうです。ホワイト系やパープル、グリーンも24SSから継続して提案が多かったです。特にホワイトフランネルには注目しています。24SSのときもそうでしたが(リネンなど)、季節を感じさせる素材感というのは一つのキーワードです。その代表的なものとしてフランネルやブークレ素材が目立っていました。

 

今回はジャケット素材やコート素材の提案が多かったことも特徴の一つで、理由を聞くと欧米ではジャケットやコートの売れ行きが好調で素材の受注もかなり増えているからとのことでした。イタリア出張中に私たちが現地のレストランに行くと、真夏はイタリア人でも流石にジャケットを着ていない方も見かけますが、それ以外のシーズンでは装いのマナーとしてどの方もジャケットを羽織っていて、こういった部分はとても美しいと感じます。人々の往来が完全に戻った欧米では、ジャケットが売れるというのは必然なのかもしれません。

 

最後にもう一つ感じた点は、メーカーブースの人気格差です。近年の消費傾向は<本物志向>がより高まっていると感じていますがこれはその表れであると思います。メーカーとして高いクオリティと歴史を誇るTALLIA DI DELFINOやErmenegldo Zegnaのブースは連日超満員でした。またORIGINALと言われるような究極の定番素材を持っているFox Brothersなどのメーカーも賑わいを見せていました。質の高い情報を集ることが出来て、より多くの選択肢から選べるようになった現代では中途半端なものは売れないという傾向は我々としても強く感じています。<本物志向>は元々私たちのテーマの一つでもあるので、メーカーとの強固な関係性を今後も大切にしながら、見せかけではない<本物の生地>を編集・開発していきたいと考えています。

 

MATSUKIの24AWコレクションでは、オーダーアイテムをより堪能して頂けるような特別な素材をたくさん揃えていく予定ですのでぜひ楽しみにしていてください。

そんな先まで待てない方にお知らせ致します。お盆前後からMATSUKIの23AWコレクションが全国で展開スタートします。スペシャルなインポート素材や国産素材も盛り沢山ですので、お近くのオーダーショップやMATSUKIのシュミレーションサイトでぜひチェックしてみてください。

 

 

Words: Takuya Ito

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2023年 夏季休業のお知らせ

株式会社松希は、下記の期間を夏期休業日とさせていただきます。

 

2023年8月11日(金)〜 2023年 8月16日(水)

ご繁忙の折柄何かとご迷惑をおかけすることと存じますが、何卒ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

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2024S/S PITTI UOMO 104 REPORT

PITTI IMMAGINE UOMO104 For 24 SPRING / SUMMER
~PITTI GAMES~

 

イタリアのフィレンツェにて開催されたPITTI UOMO 104 (2024春夏シーズン向け)へ行って参りました。テーマはPITTI GAMESです。発注の場というよりもショーの要素が強まっている現状もあり、遊び心溢れる提案やコレクションが目立ちました。
来場者はおよそ1万2千人、出展社は825社にのぼったそうです。コロナ明けの直後であった昨年のPITTIと比べると2割ほどの増加で、非常に盛り上がりのある展示会になっておりました。

 

LARDINI等いくつかの主要ドレスメーカーが出店を見送るようになり、<クラシックなスーツスタイル>はPITTIでの露出が減っているのが現状です。メーカーの方と話しをすると、スーツを着る機会は日本と同じくヨーロッパでも減少しているが、それでも一番求められているのは<クラシックなスーツ>だそうです。PITTIではコレクションショーとして成り立つように、大きな変化のないスーツスタイルよりもトレンド感のある打ち出しを意識的にしているようです。

 

今回感じたポイントはずばりホワイト、リネン、テーラリングカジュアルの3つです。
カラーで目立っていたのはホワイト〜ライトベージュ、ライトグレーのグラデーションです。その他ではネイビー×ホワイトの提案も多かったです。差し色としては淡いグリーンやピンク、ホリゾンブルーが特に目立っていました。綺麗な色の打ち出しが増加していることも注目すべき点です。ホワイト系のパンツは同トーンのセットアップとしても、綺麗な色のジャケットやニットとも合わせられるので簡単に取り入れられる重要なアイテムになりそうです。

 

素材としてはリネンの打ち出しが数シーズン続いている中で、全盛期間近?と感じるほど各ブランドで提案されていました。リネンに限らず夏らしい涼しげな素材感のある生地は24SSシーズンの素材傾向であり、リネン100%ではなくてもリネン混やコットン混、生地組織で表面感を出したものなどはコーディネートの幅を広げてくれそうです。素材感という点ではシアサッカーの提案も今回増えていました。ポリエステル系のイージーケアや機能性素材の注目度が高まる昨今ですが、今回のPITTIは上質な天然繊維の素晴らしさを再認識でるようなコレクション展開でした。

 

アイテムとしてはジャケットとシャツの間をとったような軽い仕立てのブルゾンやシャツジャケットとクラス感のあるテーラードパンツのセットアップという提案が目立っていました。<カジュアルの提案>というよりは<ドレススタイルとしてのカジュアルダウンした提案>という感覚のほうが近いと思います。こういったアイテムは上質な素材と立体感のある仕立てがポイントになりそうです。クラシックなスーツやジャケパンスタイルに加えて、モダンなセットアップも今後は定番の一つになっていくのかもしれません。

 

その他にはセレモニーの提案も目立っていました。特にヨーロッパやアメリカでの需要がかなり伸びてきているようで、世界の<お出掛けマインド>はとても高まっているようです。リモートミーティングやワークが確立したからこそ、対面でのコミュニケーションの重要性も再認識出来たのかなと思います。今回はPITTIの他にもビエラやイギリスへ行き生地メーカーと商談をしてきたのですが、私もそれを強く感じました。

 

MATSUKIの24SSコレクションは、ビジネスの勝負服に相応しい素晴らしい生地だけではなく、今回のトレンドも踏まえた遊び心のある生地もたくさん揃えています。来シーズンはビジネスウェアだけではなく、セレモニーやお洒落な休日着としての上質なアイテムを仕立ててみては如何でしょうか?生地選びがワクワクするようなバンチコレクションをお届けできるようにこれからも努めて参ります。24SSシーズンを楽しみにお待ちください。

 

Words: Takuya Ito

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2023年ゴールデンウィーク休業のお知らせ

株式会社松希は、下記の通りゴールデンウィークの休業日とさせていただきます。

 

2023年5月3日(祝・水)~2023年5月7日(日)

ご繁忙の折柄何かとご迷惑をおかけすることと存じますが
何卒ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

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2024SS MILANO UNICA REPORT

1/31-2/3の3日間、イタリアのミラノにて2024年春夏シーズン向けの素材展示会であるMILANO UNICAが開催されました。

近年は新型コロナウイルスの影響もありアパレル業界を取り巻く環境は大きく変化しています。そんな中で開催された今回のミラノウニカは、各国の出入国に関する規制が落ち着いてきたこともあり世界中から多くの来場者が訪れました。人々が戻り、活気に満ちた会場からはポジティブでエネルギッシュな空気をとても感じ印象的でした。

 

今回のテーマは<SUPER POWER>。

<素材が持つ可能性、エネルギー、底力>というような意味が込められているようです。テーマであり、素材メーカーの意志表明でもあるように感じました。

最近の素材トレンドとして通年素材や機能系の素材など、万能性や扱いやすさを謳ったものが多かったですが、24SSシーズンに向けては季節感を感じる素材やより直感的に格好良いと思える素材などの提案が目立っていました。これは前回のウニカ(23AW向けの提案)あたりから感じる大きな傾向の一つで、夏はリネンやシルクブレンド、冬ならフランネルなどその季節を感じ楽しむための素材提案です。外出や旅行など人々の流れは世界的に回復しており、そんな市場の温度感も踏まえてかリゾートや旅をテーマにしたコレクションも多かったです。そのため鮮やかなカラーの打ち出しはここ数年で一番多彩であり、これも24SSの傾向の一つです。

ベースカラーはライトグレーやライトベージュなどライトカラーが目立ち、差し色にはベリー系のパープルやピンク、明るめのグリーンなどトーンの明るいカラーが24SSシーズンを彩ることになりそうです。

一方でメンズドレスシーンのクラシックスタイルは英国トレンドが継続しており、春夏シーズンを意識したライトカラーのモダンな提案とは対照的なダークカラーのクラシックパターンも目を引きました。ミディアム〜チャコールグレーのストライプなど定番といえるものがより引き立っていたのとも興味深いポイントです。トレンドの変化のスピードは一層早まっている今日ですが、そんな環境が<定番品>を逆に際立たせることになっているのだと思います。この二つの大きな軸をバランスよく扱っていくことがメンズドレススタイルでは重要になっていきそうです。

 

今回はウニカの他にイタリアやイギリスのメーカー本社へ出向き商談をしてきましたが、エネルギー問題は依然として大きな課題として立ちはだかっており、ものづくりを取り巻く環境は厳しいままです。そんな中でも各社工夫を凝らし、前を向き、ポジティブに先を見据える姿勢が印象的でした。というテーマの裏側で、<生地の可能性>を信じてやまない人々がそれを支えているのだと強く感じた意義のある出張でした。
24SSのMATSUKIコレクションを楽しみにしていてください!

Words : Takuya Ito

 

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プライバシーポリシー改訂のお知らせ

この度、当社のプライバシーポリシーの改定を行いましたのでお知らせ致します。
この改定は、お客様の個人情報等の取り扱いに関するお約束であるプライバシーポリシーの内容を、より明確化するためのものです。

詳細は、こちらをご覧ください。

今後もより良い商品・サービスの提供に努めて参りますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

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