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2018S/S PITTI UOMO REPORT
PITTI UOMO 92 REPORT
イタリアのフィレンツェにてPITTI UOMO 92(6/13~16)が開催されました。今回は2018年春夏製品の展示会です。フィレンツェではPITTI初日から35℃前後の猛暑日が続いたので、会場内のジェラートブースも大変な賑わいを見せていました。そんな中で、タイドアップしたスーツスタイルの来場者は多く、英国クラシックに振れる現在のメンズドレススタイルの流れを感じることができました。これは3~4年前のPITTIを思い返すととても大きな変化であり、それは各ブランドの提案からもしっかりと伺えました。スーツ提案の中では、シングルスーツ×ピークドラペル、リネンやシルクを走らせたサブレ調の生地を合わせたスーツ、アースカラーのセットアップ、濃紺やベージュ系×ホワイトのモノトーンコーディネートなどが目立っていました。スーツ以外では、ベルテッドの4つポケットジャケットや金ボタンを配した濃いめのネイビーブレザー×レジメンタルタイのアイビールックスタイルも多くのブランドが提案をしていました。総じてクラシカルなディティールをベースに、フレッシュな感性を加えたスタイルが魅力を放っていたように思います。現在、18SS生地コレクション企画の大詰段階ですが、こうしたメンズドレススタイルの流れを落とし込み、魅力的でいて実用的なコレクションを展開していきます。