2020年3月卒業見込みの方対象の冬のインターンシップを募集します。詳細はリクナビ2020ページをご覧ください。
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2018年 年末年始休業のお知らせ
株式会社松希は、下記の期間を年末年始休業日とさせていただきます。
2018年12月28日(金)〜 2019年1月6日(日)
(12月28日(金)は出荷停止の為、受発注につきましては12月27日(木)までとなります。)
新年は1月7日(月)より通常営業を開始いたします。
今年一年ご愛顧を賜りまして大変感謝申し上げます。
来年も引き続きお力添えいただきますようお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えください。
先日行われたMILANO UNICA(生地の展示会)へ行って参りました。
ミラノの気温は日中こそ30°前後ありますが湿気がそれほどなく朝夜は25度を下回るので日本に比べると非常に過ごしやすかったです。帰国してから1週間ほど経ちますが日本の気温と湿度にまだ体が対応できていません。
今回は19年の秋冬物ということですが、この展示会がシーズン最初の展示会なので参加者は生地の動向を見逃さないよう真剣な眼差しで各ブースをチェックしていました。
さて、19年秋冬の動向ですがやはり“英国調”というキーワードは外せなさそうです。2,3年前からトレンドになっていますが、その流れは続きそうでイタリアのテキスタイルメーカーでもほとんどが英国調の打ち出しをしており、グレンチェック、ヘリンボーン、キャバルリーツイルといったクラシカルな柄が前回からさらに増えていました。
また、ツイード素材、起毛素材で大柄の千鳥、グレンチエック、ガンクラブチェックでの提案が多く見られ、前回よりもコートに対応したデザインが増えている印象です。色味としては相変わらずブラウン、ベージュ系が数多く見られますがグリーン、マスタード系の素材も各メーカーから打ち出されていました。トレンドである“ビンテージ”“レトロ”感を醸し出すにはもってこいの色なので上記のような色が増えていくのは当然かもしれません。
これから19年秋冬ものを企画してまいりますが、上記のようなトレンドを上手く日本人に合うように落とし込んで提案できるように努めたいと思います!!
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2018年 夏期休業のお知らせ
2018年 夏期休業のお知らせ
株式会社松希は、下記の期間を夏期休業日とさせていただきます。
2018年 8月11日(土)〜 2018年 8月15日(水)
ご繁忙の折柄何かとご迷惑をおかけすることと存じますが、何卒ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
先日開催されたPITTI IMMAGINE UOMO 94へ行ってきました。
今回は19春夏の展示会です。毎回、PITTI(既製服の展示会)に先立って開催される MILANO UNICA(生地の展示会)で次シーズンの傾向をチェックするのですが、イタリアの既製ブランドがその生地をどのように取り入れていくのか、PITTIではその流れをキャッチしていくことが一つの楽しみになっています。今回のPITTI会場も大変盛況で、世界各国のバイヤーやメディアが集まっていました。またフィレンツェではPITTI期間中にかなり大きな?ロックフェスの開催もあって、フィレンツェという小さな町に世界のファッショニスタやロッカーたちが押し寄せている感じでした。
PITTI会場を周って感じたポイントは、”RETRO” “RELAX” “RESORT“の3つです。大きな流れとしての英国調トレンドも前回から継続していて、 日本市場でもさらにその傾向が現れてくるのではと感じています。
ドレススタイルでは、英国ディティールとリラックス感のあるシルエット、軽量素材や機能素材などを掛け合わせてクラシックな顔つきに快適性を持たせた提案が目立っていました。
生地パターンについては、千鳥やグレンチェックに加えて ガンクラブや小柄にオーバーペンを切ったような柄が目立ち、英国パターンのバリエーションはより広がりを見せていました。これはUNICAでも見られた傾向で、英国パターンのバリエーションは松希の19春夏コレクションでも多く仕込んでいます。
カジュアルスタイルではレトロなリゾートスタイルの打ち出しが多く、アイボリーやテラコッタなどのコロニアルカラー、ボタニカルなプリントシャツ、リラックスシルエットのドローコードパンツ、レトロプリントのネッカチーフ、エスパドリーユなどのアイテムが目立っていました。
そして今回は鮮やかなカラーが増えていたのが前回との違いで、特にイエローやオレンジ系のカラーを差し色にしたブランドが多かったです。他には、レザーアイテムやハリントンジャケットは19秋冬に向けてさらに提案が増えていくような予感のする展示でした。総じて、古臭さを感じさせず快適性も備えたクラシックなドレススタイルと、品を感じるレトロなリゾートスタイルは19春夏の柱になっていきそうです。
松希の19春夏生地コレクションは、今回のPITTIでの傾向も踏まえて、先日仕込みの全てを終えました。
展開が始まるのは半年先になりますが、生地の柄にも小さな変化は沢山あるので是非楽しみにしていてください!
2020年3月卒業見込みの方対象のサマーインターンシップを募集いたします。詳細はリクナビ2020ページをご覧ください。
2018年 ゴールデンウィーク休業のお知らせ
株式会社松希は、ゴールデンウィークは暦通りの休業日となります。
2018年4月28日(土)〜2018年4月30日(月)
2018年5月3日(木)〜2018年5月6日(日)
5月1日(火)、5月2日(水)共に営業です。
ご繁忙の折柄何かとご迷惑をおかけすることと存じますが、
何卒ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
2/6-8の3日間イタリア・ミラノで開催される生地の展示会ミラノウニカへ行って参りました。
この展示会が2019年春夏物の出発点で、ここでいかに新たなトレンドを感じ取るか、業界の情報を掴むかで松希の今後の動きも変わってくるのでこの3日間はかなりの気合と集中力が必要になってきます。
さて、19年春夏のトレンドですがやはり英国調の流れが続きそうで寧ろ年々強くなっているとさえ感じました。
柄で言えばグレンチェック、ハウンドトゥース、ガンクラブ、ブラックウォッチ等がどのメーカーのコレクションからも見られ、色で言えば全体的にライトトーンに変化していっているようでライトグレーやブラウン、ネイビーでも明るめのものが多かったように感じました。
また、新鮮さを感じるものではグリーン系や近年流行っているベージュがマスタードに近くなりイエロー系も出始めています。素材で言えば夏にしては少し目付が重めの杢調のレトロ、ビンテージ感のあるものをイタリアのブランドでも所々で提案していました。
もう一つの流れとしては目付200g/m以下の超軽量素材です。上記で出てきた素材とは相反するようですが、このようなクオリティも先シーズンから増え始め今回では至る所で見られました。通常の春夏物の目付が240g/mなので、製品ともなれば非常に軽く感じストレスも軽減されます。中には目付130g/mといったものもありました。
イタリアテキスタイルメーカーの中でも日本の市場は大きくさらに拡大していくためにも、日本特有の湿度、温度の高い夏に対応した提案のようです。